プロキシー環境でのGradle for Java
プロキシ環境下でVSCodeでGradle for Javaを利用すると、プロキシの設定をしないと動作しません。 OSの設定に書いてるので使ってくれるのかと思いきや、VSCodeの設定に書かないといけなかったので、その書き方について記載します。
現象
まずは発生した現象です。
VSCodeで「Gradle for Java」をインストールして、Gradleのプロジェクトを作成しました。 そこでJavaで明らかに間違った書き方をしているのに、エラーが出ない状態になりました。
問題が出ていて、内容としては「gradleのファイルがダウンロードできません。」という内容でした。
しかし、そこに書いてあったURLにブラウザなどで、アクセスるとダウンロードできる状態でした。
原因
これは・・・いつものプロキシの問題かーと思い、Gradleのファイルなどにプロキシの設定を追加しているか と確認したのですが、すでに記載されていて。。どうしたものかと調べたのですが、 結局、VSCodeの「settings.json」にproxyの情報を追記する必要があるようでした。
VSCodeの「settings.json」の設定変更
VSCodeを開いてCtrl + ,
とすると設定画面が表示されます。
Filterでproxy
と書けばHttp: Proxy
というのが出るので
そこにProxyの設定を書いて保存すれば終了です。
説明文に「使用するプロキシ設定。設定されていない場合は、’http_proxy’ および ‘https_proxy’ の環境変数から継承されます。」と書かれているので、環境変数に追記してもよさそうです。
設定画面がめんどくさいから、直接編集したい場合は
Ctrl + Shift + P
でコマンドパレットを開きsettings
と書いて検索すると
基本設定:ユーザ設定を開く(JSON)
が出てくるので、それをクリックすると開けます。
末尾に以下を足して保存すればよいです。
"http.proxy": "http://proxy.example.com:8000"
JSONなので、前の項目にカンマを付けてください。
まとめ
今回は、VSCodeのプロキシの設定の方法でした。
毎度のことですが、プロキシ環境だと色々設定がめんどくさいですね。 あちこちに設定があるので、どれがどれだかわからなくなります・・・
作成日:2022-11-12 更新日:2022-11-12