Docker Desktopの有料化の対応
Docker Desktopが8月31日から従業員数250名以上または年間売上高1000万ドル以上の企業の場合、有料化されます。
対策としてWSL2を利用してDockerを動かす方法が色々出ています。
Docker Desktopに依存しない、WindowsでのDocker環境
ですが、会社環境で動かしたときにいろいろと、はまったことを記載します。
WSL2へのアップデート
大きな会社だとPCのバージョンが古いことがあり、 そのためかWSL2ではなくWSLのままの場合があります。
僕の会社もそうでした。なのでWSL2へのアップデートが必要です。
こちらのサイトが参考になるかと思います。
OSのproxyの設定
会社にはproxyがあることが多いと思います。 特に大企業とかになると。このproxyの設定を入れる必要があります。
まず、wslを起動してログインしたときにproxyの環境変数を設定するようにする必要があります。
.bashrc
の末尾に以下のようにproxyの情報を追加します。
export http_proxy="http://xxxx"
export https_proxy="http://xxxx"
そしてログインしなおすと完了です。
しかし、sudo
を利用するので、visudo
でproxyの設定をするか、オプションとして-E
を付けることでログインユーザの環境変数を引き継ぐ必要があります。
↓-E
を付ける場合はこんな感じです。
sudo -E apt-get update
visudo
はこちらのサイトを参考にするとよいと思います。
DockerデーモンへのProxy設定
上記まででインストールはできますが、
sudo service docker start
で
Dockerのデーモンを起動してもhello world
をうまく動かせません。
こちらが参考になると思います。
フォルダの場所は僕の場合/etc
の下になってました。
まとめ
会社でDockerを利用すると、やはりProxyやPCのバージョンが古いなどが問題になってきますね。
あまり記載してくれてるサイトも少ないので、皆さんがこちらを見て助けになればと思います。
作成日:2021-10-02 更新日:2021-10-02