サクラエディタでの正規表現を使った部分置換
サクラエディタなどでは、正規表現を利用して置換を実施できます。
その際ですが、引っかかった一部や全体を再利用できます。 その方法を説明します。
正規表現のグループ化
例えば郵便番号のようなものを考えてください。
1111111
2222222
3333333
4444444
5555555
3桁目と4桁目の間にハイフンを入れたい、そんな時にいちいち1つずつ入れるのはめんどくさいので、一気に変換したいですよね。
そんなときに便利なのが正規表現です。
以下のように正規表現をカッコで囲うことで、${1}
${2}
とすることで再利用可能です。
検索パターン
(\d{3})(\d{4})
変換後の文字列パターン
${0}→変更後:${1}-${2}
${0}
は全体を表しています。${1}
、${2}
はそれぞれ1つ目、2つ目にヒットした値を出すことができます。
なぜかですが${0}
は{}
を省略できないのですが${1}
、${2}
は{}
を省略して$1
、$2
で使えます。
${0}→変更後:$1-$2
変換後の文字
1111111→変更後:111-1111
2222222→変更後:222-2222
3333333→変更後:333-3333
4444444→変更後:444-4444
5555555→変更後:555-5555
まとめ
サクラエディタでは$1
、$2
で返還後の文字列を再利用できます。
また、${0}
で正規表現にヒットした全体を利用できます。
これらを駆使して、効率的に変換してください。
作成日:2022-06-19 更新日:2022-06-19