JavaScriptによる詐欺に対抗
技術は人を豊かにするものですが、それを悪用して人をだます輩がいます・・・悲しいことです。
そんな人たちに騙されないよう、2つほど、その手法を紹介します。 皆様騙されないようにしましょう。
住所を特定したと表示する
サイトにアクセスすると、住所を特定したと言って、 お金を要求する悪質なサイトがあります。しかも自分の住んでいる県やIPを表示して
実は、IPアドレスなどから県、市くらいまではわかるのです。ただそれを表示しているだけです。 IPアドレスなんて変わります。
ただ、スマホの4Gとかだと東京になります。Wifi接続だと、地域が出ます。
実際以下のボタンを押すと、
https://ipinfo.io/
にアクセスして、ご自身の国、県を表示します。
もしよければ押してみてください。悪いことには使われないので安心してくださいw
国:
都道府県:
市、区:
IPアドレス:
警告音を出して不安をあおる
次はアラート音を出してビビらせるタイプです。 プラスアルファでスマフォの場合はバイブレーションするとビビり度マックスですよね・・・
ここに、警告メッセージで「ウィルスに感染しました。解決したければXXXに電話ください。」 など書かれたら、思わず電話してしまうかもしれませんね・・・
これはただ裏で音を鳴らしているだけです。焦らずそっとサイトを閉じましょう。
音が鳴ってもよければ以下のボタンを押してください。数秒間音が鳴ります。 スマフォの場合はバイブも動作します。
警告音はOtoLogicの警告音を使っています。
後、他にもカメラのシャッター音にして撮影したと脅してくるところもあるようです。
まとめ
サイトにアクセスして、場所の表示や警告音を出すといったことは意外に簡単にできます。 これらを悪用する人がいるので、皆さん気を付けてください。
こういったことが意外に簡単にできるということを知識で持っているだけでも、少しは落ち着くと思います。 まずは落ち着いて、ブラウザをそっと閉じましょう。 こういったことを悪用して、脅すような人の言うことを聞く必要はないです。
作成日:2022-03-27 更新日:2022-03-28